病院に行くかどうか迷ってしまう人は必見。病院との上手なつきあいかた

〜病院に行くと、他の病気をうつされるから行かない。はNG〜

確かに、病院はさまざまな感染症を患っている人も、受診します。
ですから、絶対に病気をうつされない。とは限りません。
だからといって、自分の容態が良くないのに、病気をうつされることを過度に心配して、病院へは行かない。というのは、良いことではありません。
ちょっとした体調の変化でも、自分がおかしいなと思ったら、過度に不安にならず、早めに受診することが大切。
最近の病院では、衛生管理を徹底しているところがほとんどですから
空気清浄機などもあり、感染症が疑われる人は別室で待機という病院も増えてきています。さらに、自分が感染症だった場合は、人にうつしてしまうこともあるので、病院へ行くときは必ずマスクを着用して行けば、ほぼ安心です。
病院から帰ったあとの、うがい手洗いも忘れずにすれば、大丈夫。
病院でなくても、人がいる場所に行けば、何かしらのウィルスがウヨウヨしていて、自分の免疫があれば普段は感染しないものにも、反応して感染してしまいます。まずは病院へ行き、しっかり受診してもらい、薬を飲んで早く免疫力をアップさせることを優先しましょう。

〜主治医や健康の相談窓口を知っておこう〜

本来は、どんなに小さなことでも、気軽に健康面を相談できる主治医がいると
安心です。いわゆる町医者、と呼ばれていた先生は、普段の生活でちょっと気になることを相談し、受診をして異常があれば、念のため大きい病院で検査してみましょう。という流れがありました。現在は大きな総合病院に通う人も多く、病院へ行くのがおっくうになる人も、少なくはありませんよね。
待ち時間が長く、受診するのに疲れてしまうようなら、近くの個人病院を主治医に持つのも、おすすめ。2〜3日体調が悪い、なんとなくだるい、といった症状でも、自己判断するより、病院に行って先生にみてもらうほうが確実。
また、健康相談窓口、というのが各自治体には存在していて、現役の看護士が、電話で問診をおこなってくれる、という便利なホットラインもあります。
自己判断の場合、ネットの情報などではどんな症状も、重篤な病気につながるように思えてきますし、不安になりすぎるほうが体に悪い場合もあります。
気になる症状があれば、健康相談窓口か主治医に相談できるような環境を作っておけば、過度に不安にならず、逆に病気のサインを見逃すこともないので安心ですよ。

〜どんな症状でも続いている、と感じたら迷わず病院へ〜

意識がなくなるほどの状態や、激痛、明らかに様子がおかしいという場合は
救急車を呼びますよね。逆に、微熱が一週間以上続いているとか、なんとなく元気がないし、食欲がないけど、どこも痛くない。という場合はどうでしょうか。ほとんどの人が病院へ行かないかもしれませんね。
しかしただの疲労なら良いのですが、ごくまれに大きな病気が隠れていることもあります。症状が軽快しながらでも、ダラダラ続いているなと感じたら、
迷わず病院へ行きましょう。症状が悪化する前にきちんと薬をもらっておけば安心ですし、頭痛や微熱、食欲不振が続いていると、日々の生活にも支障がでてきますから、早めの受診をおすすめします。

〜病院に行かなくても漢方だけで病気が治ることもある?〜

漢方とは東洋医学のひとつで、最近では脚のむくみや関節痛に、漢方を取り入れている病院もあります。西洋医学が中心になっているのが現状ですが、漢方が効く症状もあるのが事実。しかし抗生物質などがいやだからといって、自己判断で漢方やハーブなどで治そうとするのは危険。
漢方を服用するにしても、自分がなんの病気なのか、というものを
病院で確実に検査してから、自己判断ではなく、自己選択をするように心がけましょう。重篤な症状に発展するであろう感染症であれば、抗生物質などの薬でないと完治せず、他の人にも病気をうつしてしまうことがあります。
まずは病院で検査をし、診断をもらってから自分で選択してもよい病気なのかを知ることが重要ですよ。

〜病院で診断を受けることに意味がある〜

病院は、病気を治してくれる場所でもありますが、それ以前に
自分がどんな病気なのかを、確認するところでもあります。
インフルエンザや肺炎などの感染症の場合、
血液検査や尿検査、唾液検査などで、ある程度の感染症がわかりますから
それに合った薬を早い段階から服用しておけば、悪化することはほとんどないでしょう。薬にも副作用がありますし、いろいろ考えるとキリがありませんが
、薬を飲む飲まない、ではなく自分の病気がなにか、人にうつるものではないのかを、きちんと調べることができる、というのが病院へ行ったほうがいい理由のひとつ。感染症になれば人にうつしてしまうこともありますから、確実な検査結果というのが必要ですよね。病院へ行くのは自分のためだけでなく、ひとにうつさないためにも必要、ということを心がけておけば、むやみに病院嫌いにならずに済むでしょう。

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